信頼の青いボディー マイクロスコープの斉藤光学

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2012年 08月 30日

浸透式使い切りハンコの印面と断面の観察

いつも閲覧頂き誠にありがとうございます。

早い地域では、もう小学校が始まっていると聞きました。
夏休みは8月いっぱいという思いがあるので、早く始まってしまう学校は、少しかわいそうな
気がします。ですがお母様方は、そうではないようですね。(笑)

さて、本日は、100円均一などで見かけるインクがすでに含まれているハンコです。
その印面と断面を観察しました。

観察物:浸透式使い切りハンコ
浸透式使い切りハンコの印面と断面の観察_c0164695_14525854.jpg浸透式使い切りハンコの印面と断面の観察_c0164695_16544190.jpg













撮影機種:SKM-S30A-PC SKM-S31A-PC

機種:SKM-S30A-PC  倍率:x150
浸透式使い切りハンコの印面と断面の観察_c0164695_15373516.jpg

使いきりタイプは、やはりスポンジのような物にインクを染み込ませている様です。
盛り上がっている部分は、文字部分です。そこもスポンジ状になっています。
ここからインクが染み出る様です。

機種:SKM-S31A-PC  倍率:x400 
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浸透式使い切りハンコの印面と断面の観察_c0164695_15383892.jpg

文字部分はスポンジがむき出しになっている状態です。
ここが押し付けられると、インクが染み出てくるしくみのようです。
インクがでてはいけない部分は、ゴムの様な物で覆われているようです。

某ハンコメーカーのハンコはインクがカートリッジ式ですので、その印面がどのような構造になって
いるのか興味があります。

<雑学>
公式な書類にハンコを捺印する場合、このような浸透式ハンコの使用が認められていない理由が
あります。
まず一つは、大量生産されているということ。
そして一つは、材質がゴムであるということ。
構造上ゴムからインクがしみ出すようになっているので、押印する時の力加減で、ゴムが変形して
印影が異なるので、使用が認められていないとのことです。 
認印と浸透式ハンコと、捺印した物を比べてみるとその印影がよくわかります。(WEBより抜粋)

デモ機がございます。是非、お試しください。

◆お問い合わせ
  斉藤光学株式会社 営業部
   mail:sales@saitohk.jp
   TEL:045-871-7767

by SaitohKougaku | 2012-08-30 16:38 | 撮影映像 | Comments(0)


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