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2026年 05月 13日
いつもご覧いただき、ありがとうございます。 マイクロスコープはモニタに映す顕微鏡で測定器ではありませんが、 中には簡易計測ができる製品もあります。 ・モニタ接続マイクロスコープのSKM-Zシリーズ ※要:キャプチャーデバイス(PCへマイクロスコープの画像を送れます) これらマイクロスコープからの画像をPCのモニタで見ながら、画像ソフトウェアを使って計測します。 計測をする前に、マイクロスコープで使用する倍率それぞれの校正値をソフトウェア上に登録する必要があります。 この作業をいい加減に行うと計測結果に問題が生じます。 (校正値とは1pixelが、実寸でどのくらいの大きさを反映しているか、の値です。) きちんと正確に登録しておけば、使用する倍率と同じ校正値を呼び出して、容易に計測を行うことができるのです。 この校正値をソフトウェアに登録する作業を「校正値設定」と呼んでいます。 今日は校正値設定のポイントをいくつかご紹介します。 。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・゚・。 先ず、校正値設定の仕方を簡単にご説明します。 ご存知の方は、飛ばして【ポイント1】へどうぞ。 校正値を設定するために、画面上にスケールを映します。 画像は当社のソフトウェアSK-Measureの校正値設定画面です。 ![]() 画面の切り抜きなので、ちょっと見辛いですね。 線1本1本にも幅があり、測ってみたら0.01㎜でした。 。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・゚・。 ※こちらはデモ機貸出しページへリンクしています。 ◆お問い合わせ 斉藤光学株式会社 営業部 mail:sales@saitohk.jp ◆製品仕様、外観、価格は予告なく変更または生産終了することがあります。 #
by SaitohKougaku
| 2026-05-13 09:00
| 使用上のコツ
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2026年 04月 15日
本日のお題【モニターを使った検査を快適に行う方法】 今まで拡大鏡や実体顕微鏡で覗き込む姿勢で検査から、モニタで見る検査に代わり、 身体への負担が軽減したと喜ばれるマイクロスコープ。 情報共有も楽になり、遠隔地とのオンラインミーティングも簡単に行える製品もあるので、 出張に行かずに済んだという声も耳にします。 その一方で、ごく一部なのですが、検査対象物を動かした時に気持ちが悪くなる、 画面酔いをするという人がおられます。 原因は、視野内で物が大きく動くのに対し体は動いていないので、 脳が混乱して自律神経が乱れて気分が悪くなるというもの。 使っている内にほとんどの方は慣れてしまうので一過性の問題なのですが、 どうしても慣れない方に、いくつか画面酔いを防ぐポイントをご紹介します。 【ポイント1】 応答速度、リフレッシュレートの高いモニタを使う 応答速度とは画面の色が別の色に切り替わるまでの速度のことで、 リフレッシュレートはモニタが1秒間に画像を書き換える回数のことです。 物を動かした時に遅れなく滑らかに画像も動くことが、画面酔いを防止します。 応答速度は5ms以下、リフレッシュレートは60Hz以上が良いようです。 ただ、画像を出力する側(マイクロスコープのカメラ)のフレームレート以上の変化はありませんので、 ゲーミングモニタを使えばよいという話でもありません。 ゲーミングモニタは高価ですし、カメラ側のフレームレートの確認も必要です。 (※フレームレート:動画1秒に何枚の静止画を使っているかを表した数値) 【ポイント2】 ノングレアのモニタを選ぶ 写真に「ツヤあり」「ツヤなし」があるように、 モニタにも「グレア(ツヤあり)」と「ノングレア(ツヤなし)」があります。 グレアは発色が良く黒が鮮明ですが、背景や光の映り込みも多く目が疲れやすいです。 ノングレアの方が、長時間の作業には向いています。 【ポイント3】 暗い場所で作業しない 画面から受ける光の刺激が強くなり過ぎて、調子を崩します。 明るすぎるのもNGですので、ホドホドに明るい場所で作業をするのがベターです。 【ポイント4】 適度に休憩を入れる これは何の作業をしていても同じこと、適度な休憩を挟むことは作業効率を考えてもとても大事です。 デスクワークをしていても、長時間座っていると具合が悪くなりますよね。 ずっと画面を見続けてると、いくら元気な人でも疲れから頭痛をおこしたりと不調の原因に。 短時間から徐々に慣らしたり、適度に休憩を入れてくださいね。 近くで大画面を見つめると、目を大きく動かさなくてはいけません。 視点移動距離が大きいほど疲れますし、画面酔いの原因に。モニタから少し離れて見るか、場合によっては小さめのモニタを使うという方法もあります。 検査で指定倍率がある場合には、モニタの大きさを基準に別機種を検討することも必要かもしれません。 また、検査に邪魔にならない範囲で、画面中央あたりに目印があると視点が安定しやすいようです。 クロスラインを利用したり、モニタ上にターゲットマーク(+)のようなシールを貼るのも効果があったという話も。 マイクロスコープじゃなくても、拡大鏡であれ、実体顕微鏡であれ、 休みなく目を酷使していたら、誰でも具合が悪くなるものです。 普段から体調を整え、休憩を取りながら、 質の高い外観検査に斉藤光学のマイクロスコープをお使いください。 ※こちらはデモ機貸出しページへリンクしています。 ◆お問い合わせ 斉藤光学株式会社 営業部 mail:sales@saitohk.jp ◆製品仕様、外観、価格は予告なく変更または生産終了することがあります。 #
by SaitohKougaku
| 2026-04-15 09:00
| 使用上のコツ
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2026年 04月 06日
本日のお題【キューティクルを見てみよう】 主に自動車部品や電子部品の検査に使われることが多い斉藤光学のマイクロスコープですが、 近年、食品製造分野などからもお声がけいただくことが増えました。 この分野で問題になるのは異物混入、「毛」などです。 食品や原材料から見つかった毛が人毛なのか、獣毛なのか。 それによって、対応策は大きく違いますし、 対応が遅れればその間ラインを止めたままになるかもしれません。 走査電子顕微鏡などで識別できれば良いのでしょうが、 車が何台買えるのかというほど高価な装置。 各製造現場に1台ずつ置くのは夢のような話です。 でも、どこの製造工場でもマイクロスコープで確認できたら・・・。 時間とコストが節約できるのでは? 人毛と獣毛の区別がつくようです。 マイクロスコープでキューティクルを見てみました。 使用した機材はこちらです。 ・SKM-Z200C-FHD2(セット照明無し) ・SKL-E コンバージョンレンズx2.0 ・SKLS-D 簡易暗視野照明 ・SKLS-K80D 高輝度LEDリングライト ・XCAPTURE-1 PC接続用キャプチャー装置 ・WinROOF2023-mini フォーカス合成、計測ソフト ![]() 黒髪(x765) 髪のアウトラインがぎギラついて見えるのは、 キューティクルが荒れているのと下から照らしているから。 黒髪の場合は全く透けません。 カメラコントローラー(RC-HD133)でGAINとSHUTTERを、 WinROOF2023-miniでコントラストを調整することで紋様が見えるようになりました。 このように、毛の色や質によって少し微調整は必要になります。 また、毛に熱が加わわると蛋白質が変形したりするので、 キューティクルのエッジが見分けにくくなることもあるようです。 なので、キューティクルの紋様を写し取るスンプ法を使うことをお勧めします。 今回スンプ液が手元に無いので、替わりに液状ノリを使って簡易的に確認をしてみました。 (マニュキュアのトップコートなどは乾きが早いので、スンプ液が無い場合はそちらの方がいいかも知れません。) 液状ノリに転写したキューティクルの紋様(x765) SKLS-Dで下から照らしているだけです。 ネズミの場合は山型(∧∧∧)にギザギザだとか。 毛色が薄く透かして見ることができれば、 ネズミの毛髄は人の毛髄より太く、梯子状をしているのも見えるそうです。 製造現場での一次検査にいかがでしょう? デモ機でお試しください。 ※こちらはデモ機貸出しページへリンクしています。 ◆お問い合わせ 斉藤光学株式会社 営業部 mail:sales@saitohk.jp ◆製品仕様、外観、価格は予告なく変更または生産終了することがあります。 #
by SaitohKougaku
| 2026-04-06 09:45
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2026年 03月 18日
本日のお題【絞りと光で映りを調整する】 いつもご覧いただきありがとうございます。 皆さんがご使用中(ご使用予定?)の斉藤光学のマイクロスコープに、 絞り機構があるのをご存知ですか? 写真を撮るカメラに絞りがあるように、マイクロスコープにも絞りがあります。 可変倍率式、ズーム式、どちらにもついています。 左がSKM-V300B-FHD、右がSKM-Z300C-FHD2です。 この絞り機構を閉めたり開いたりすることで、カメラへ入る光の量を調節しています。 画像のマイクロスコープはどちらもモニタダイレクト接続マイクロスコープですが、 PC接続マクロスコープも同じように絞り機構がありますので、ご安心くださいね。 では、SKM-V300B-FHDを使って簡単にご説明しましょう。 【 ポイント1】絞りは開けるほど明るくなるが、焦点深度が浅くなる!(逆もまた然り) 何を当然のことを・・・と、カメラに詳しい方には笑われてしまいそうですが、 すみません、私、この会社に入るまでよく分かっていませんでした。 さて、V300Bの絞りは7段階あります。 (※ズーム式の絞り機構はクリックタイプではなく、連続タイプで 「O(OPEN)⇔C(CLOSE)」となっています。) とくに目盛りを付けてはいませんので、右に回り切った所を0として、左に回すほど数字が大きくなると思ってくださいね。 ![]() ![]() ![]() ![]() 水色の〇は画像Aと、黄色の〇は画像Cと、 見比べると分かりやすいと思います。 画像Aの方は暗いですが、文字がくっきりしています。 画像Cの方は明るいけど、黄色で○をした箇所がボンヤリしています。 【 ポイント2 】絞りと照明のバランスをとろう! 通常使用する時は、絞りを真ん中程度で使うのが一番見やすいです。 それでも、あともう少し焦点深度を深く取りたい、もっと明るくしたいなど、 ワークや検査箇所によってそのような要望が出てくることもあるでしょう。 絞りの開け閉めと、照明位置やボリュームなどで調整してみてください。 下の画像は一例です。 ![]() ![]() 画像Bを拡大して切り取ったもの 画像Dを拡大して切り取ったもの お分かりでしょうか? 滑らかさがほんの少し違って、絞った方がちょっと粗い印象です。 ここでは違いが分かるよう、かなり拡大して切り取りましたが、 モニタ上の大きさではほとんど違いは分からないです。 ですが、絞り過ぎるとワークによっては綺麗に見えないこともあるということを、 頭の片隅にでも入れておいていただけると良いかと思います。 いかがでしたでしょうか? 絞りと光の話題はマイクロスコープに限ったことではなく、 カメラを使用した製品いずれにも関係していることです。 大事なのは「見たいところが綺麗に見えるよう、ワークに合った調整をする」こと。 弊社のマイクロスコープは手軽に絞りや光を調整できるので、どなたでも簡単にお使いいただけます。 既に弊社製品をお使いの皆さまも、試してみてくださいね。 これから、という方も、お気軽にデモ機でお試しください。 ※こちらはデモ機貸出しページへリンクしています。 ◆お問い合わせ 斉藤光学株式会社 営業部 mail:sales@saitohk.jp ◆製品仕様、外観、価格は予告なく変更または生産終了することがあります。 #
by SaitohKougaku
| 2026-03-18 09:00
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2026年 03月 11日
本日のお題【ワークの表裏を一度に見れるか】 「外観検査で、一々ワークをひっくり返して確認するのって面倒! 一度に表裏確認する方法ってないの?」 ワークを治具に乗せるだけでどちらも確認出来たら・・・ それは確かに楽で、作業効率が上がると思います。 そして、実際に行っているユーザー様もいるのです! 今回はワークを間に挟んで、上下からマイクロスコープを当て、 ワークの表裏を一度に見る方法をご紹介します。 【使用した製品】 ・SKM-V300B-FHD(本体、スタンド、照明) ・SKM-V300B-FHD(本体、照明) ・SKS-HOLD-B 粗微動ホルダ ・SKS-HOLD-D X-Y移動付き粗動ホルダ ・RC-HD133 カメラコントロ―ラー ![]() ![]() 下側の照明が干渉するので、位置合わせ時には下の照明を消しています。 なので、色味が少し変ですね。 ![]() 同じ定規を上から見た画像と、 左右が逆になって映っています! この問題を解消していくれるのが、カメラコントローラーです。 メニューにある「IMAGE OUTPUT」で、「STANDARD(正位置)」から「H INVERSION(水平反転)」へ変更できます。 カメラコントローラーがあると、便利なのです。 さぁ、上のカメラと同じように、下のマイクロスコープの倍率を設定してピント調整し、位置合わせを行います。 最後は忘れずにホワイトバランスの調整を! ワークの観察箇所によって、マイクロスコープそれぞれの倍率を変えていることもあるようです。 また、ワークの大きさや置くスペースの関係で、 標準スタンド(SKS-ST400A)では高さが足りなくなることもあります。 工夫次第でできることが広がるのも「シンプルな構成で手ごろな価格の製品だからこそ」かもしれません?! デモ機で試してみてくださいね。 ※こちらはデモ機貸出しページへリンクしています。 ◆お問い合わせ 斉藤光学株式会社 営業部 mail:sales@saitohk.jp ◆製品仕様、外観、価格は予告なく変更または生産終了することがあります。 #
by SaitohKougaku
| 2026-03-11 09:00
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